肉欲的知識


私はクチナシの花を育てている、
その葉のなかの深くにある
静けさと輝きに私は自分のまぶたを近づける ―
縞のついた茎の上につく花弁のクリーム色の微香に
私の指は隠れる、
おもたい花びらと葉。
秘密の花々の間で私の顔はほのぼのとなる。

それらが真珠であったにしても
こんな風にやさしく私の唇の下でこすられ
花々はこのやわらかなワックスの感触と
世界で初めての花園の上におちる
じめじめした夏のにおいを感じるでしょう。

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