四つの魚釣唄

ハワイ語の歌 "Pele and Hi'iaka" の翻訳

    1  ハ ア
 
 
なんと百万の魚の群
 
鷲づかみにしようとこおどりし
 
捕まえようとの両の手まじかに踊る
 
潮の中のすばやい閃光 (ひかり)
 
 
ハア、満月の浜辺で
 
素っ裸での膝曲げ踊り。
 
そーりゃ、海辺での
 
腰の高低
 
 
おーっと、魚どもは手をすりぬけて
 
踊りながら、逃げてった、
 
魚づかみは失敗で - 終わりだよ -
 
魚づかみは踊りながら終わったよ。
 
 
 
  2  マーニョ
 
 
マーニョよ、物憂げなキッスで俺をつつく
 
冷たい目をした、チビっこよ
 
だけど今こうやって俺たちは海の深くで泳いでいて
 
おまえは海草の間をスラリスラリと素早く
 
出たり入ったり - また突ついたり。おやまあ、おまえはでっかいよ。
 
おまえは鮫で、俺の負け。
 
 
 
  3  アロハ コナ
 
 
ちらちらとした光の中に憩う
 
コナの家で
 
蒸し暑い夜につかまえた
 
その家と同じようにちらちら光る魚をわたしは好きだった。
 
 
今、夜々は寒く、その恋人は去った。
 
 
そのころそれは初めてのことで
 
そうしたことはそれまではまったくなかった。
 
わたしはその魚を好きだった、
 
その思いは、ちらちらと光りながら、
 
コナの平穏の中に憩っていた。
 
 
 
  4  ホノコハウ
 
 
激しい雨がホノコハウを篠つかせ
 
ホノルアの港の上空
 
アワの葉を吹き千切り撒き散らし
 
悲しみの風が渡る。
 
そのいや増す悲しみから
 
葉っぱたちの舞い落ちるところ、
 
葉っぱたちは海水をなだめ。
 
 
それから乙女は海辺の水際におりて行き
 
オピヒ貝を強い指で掘り起こし
 
手のひらを冷え冷えとした海苔の上でこすり
 
男を握り締め、男の背中をその爪でひっかき
 
そのうららかな海の辺で男は自分のものだとの印をつけ --
 
不器用な恋の苦悩に傷つく乙女。
 
 
そして死んでいった、その乙女。

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