アーチチョーク

 ( 古代ギリシャ詩よりの翻訳 ・1966年訳
 
 現題 「仕事と日々」 古代ギリシャ詩人ヒーシオッド原作 )

 ほめたたえよ、愛を
 
そしてその愛がもたらしきたる味をもほめたたえよ。
 
また、高めよ
 
チクチクとした針のある精髄を円錐状におおわれ
 
そしてタフな愛のはらわたたる
 
その刺のあるとんがったアーチチョークを。
 
混じり気のない黒潮色のワインを注げ。
 
引っこ抜け、
 
どろどろとしたその茎のあたりから
 
               アーチチョークの
 
ぎざぎざとした皮のある葉っぱたちを。
 
おお、ほめたたえよ歯にかみしめて
 
その愛の味を。
 
パースレイの花輪となって行け、
 
食用としてパセリを花かんざしに頂いて行け。
 
そして、粗末ではあってもおいしい
 
角笛のこころを食せ
 
アーチチョークよ

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