あれは平成十三年の初春の事でした。房州千倉方面のお花畑へと風景写真撮影に出掛けた時の事、菜の花の揺れる風景に触発されて、今は亡き母の事が思い出され、全く無意識的自然に、この本の冒頭に収録されている
「なんなん菜の花」
の詩が生れて来ました。これがきっかけとなり書き綴ることがはじまりましたが、当初から、こうした形での発表という事は全く考えた事はありませんでした。何事も一所懸命にやって見るものなのでしょう。最初の写真撮影旅行でご一緒した長野正児・信子ご夫妻との奇しきご縁、きめの細かい注意で原稿の整理と校正にご尽力下さった佐々木桃子氏、題字を快くお与え下さった小林みや子氏、その他多数の人々のご支援とご協力とによって、この作品集が出版の運びとなりました。この事は、列挙しきれない多くの人々との交流による友情が
「おかげさま」 となって結実したものと思われ、重ねて深い感謝の念に包まれます。ありがとうございます。