あけぼの山公園の春

未だ未だ寒い冬の日に
梅の蕾が膨らんだ。
梅の畑の梅の花
未だ来ぬ春を待ち侘びた。
ほのかな香りの水仙も、
梅の香りを待っていた。
二月初めの寒い日に、
ようやく一枝咲き出した。
暖か四月の暖かさ、
ひょっこり二月に訪れた。
小川の辺のねこやなぎ
未だ未だ寒い冬の中、
寒風耐えたねこやなぎ、
ひばりの囀り聞いた時、
そっと花穂がはぜていた。
暖か四月の暖かさ、
一週間も続いてた。
みんなの心は膨らんで、
春が来たかと踊ってた。
緑の畑の菜の花も、
寒気に耐えた菜の花も、
ひばりの囀り聞いた時、
そっと一枝咲き出した。

 

ようやく三月来た時に、
春は名のみの三月に、
二月の寒さがまた戻る。
黄の花未だ未だ咲かぬけど
黄の花、菜の花咲く頃に
桜の花の咲く頃に、
麗ら麗らと咲く頃に
菜の花半分さくのかな。
暖か春風吹いた時、
みつ蜂いっしょにやって来た。
菜の花たくさん咲く頃に、
羽音をたてたみつ蜂が、
春のお話するという。
風車の前のチューリップ、
土の中から頭出た。
秋の終りに土の中、
寒さを忍んで土の中、
春の訪れ待っていた。
春風、風車に逢った時、
カラカラカラと音立てた。
春風知ったチューリップ、
急いで頭をもち上げた。
風車の前の春の花、
長閑な春を待っている。


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