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序章 あなたの魂 (ユリギス・ブレカイチス) 霧の中 (ヘルマン・ヘッセ) パルチザンの葬儀
(ジョナス・アイズチス)
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2007年1月1日
更新
その枝々で夜をゆさぶる樹木のように
風のなかで揺れうごく言葉をもって
生命(いのち)よ、お前は何者であるかと尋ねながら
私は私の腕のなかにお前を抱きしめる。
いとおしみ
そしてとりわけ
むなしくも呼びかけ呼びかけする言葉をもって、
感覚とは何であるか、と私は詰問する
コオロギの声をもって私をあざけり
星々の冷たい指をもって私の目を傷(いた)め
夜は、私の叫びと私自身とを打ちのめす。
また、感覚よ、お前は言葉を発し
そしてその言葉は貝のようにそれ自身を閉じる。
沈黙のなかへと沈みこみながら
訊かないほうが良いのだ。
イブを、リンゴを、蛇を覚えているか?と
私は私自身に繰りかえす。
イブは尋ねなかった、イブは訊きはしないし
絶対に耳を傾けもしない。
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ユリギス ブレカイチス (Jurgis Blekaitis)
リ トアニア詩人 (生存年月など一切不詳)
英語原文: リ トアニア共和国大使館 提供
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