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2006年7月1日 更新

第 4 章  ある日の午後  

ジャニア・デグタイテ詩
 横川秀夫詩 高見優子朗読
 
 
 大きな柳の木かげのしたの
 深い草にうずもれた
 川の岸辺に
 白い馬がねむっている
 
 祖先たちの銀のおお鎌はうなりわたり
 まるで六月のカミナリ嵐のように
 高速道路の上を木の荷車はガタガタとさっていった
 井戸とヤマヨモギは干あがって
 夜の牛飼いたちのかがり火は消えさった
 
 大きな柳の木かげのしたの
 深い草にうずもれた
 川の岸辺に
 白い馬がねむっている

 


 

ジャニア・デグタイテ (Jania Degutyte)
リトアニア女流詩人 (1928〜1990))
英語原文: リトアニア共和国大使館 提供